バルサ指揮官はペドロ残留を希望も「解除金払われるなら移籍可能」

L・エンリケ

バルサを率いるL・エンリケ監督 [写真]=Getty Images

 バルセロナを率いるルイス・エンリケ監督が、チームに所属するスペイン代表FWペドロ・ロドリゲスの去就についてコメントした。14日付のスペイン紙『マルカ』が報じている。

 ペドロは6月にバルセロナとの契約を延長したばかり。しかし12日付のスペイン紙『スポルト』によると、新契約を締結する際に1億5,000ユーロ(約204億円)だった契約解除金を3000万ユーロ(約40億8000万円)まで引き下げた模様で、チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督の説得を受けたことにより、すでに同クラブ加入へ心が動いているという。

 これに関してL・エンリケ監督は、「ペドロに退団してほしくはない」と残留を希望しながらも、「しかし契約解除金が支払われるなら、彼は移籍可能だ」と、同選手が退団する可能性を認めた。

 また、「私はいつも選手たちと話をするけれど、誤った方向へ導こうとは絶対にしない。彼らに約束できることなんてない。残ってほしいと願っているけれど、それは彼が個人的に決断することだ」と、選手側の意見を尊重する姿勢を見せている。

 現在27歳のペドロは、バルセロナの下部組織出身で2007-08シーズンにトップチームデビューを遂げた。2014-15シーズンのリーガ・エスパニョーラでは35試合に出場し、6ゴールを記録している。

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