マンチェスター・Uに所属するディ・マリア [写真]=Getty Images
マンチェスター・Uを率いるルイ・ファン・ハール監督は、アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアが今夏チームを去る可能性を認めた。イギリスメディア『スカイスポーツ』やイギリス紙『インデペンデント』など複数メディアが16日付で伝えている。
昨夏にプレミアリーグ史上最高額の移籍金5970万ポンド(当時約103億5000万円)でレアル・マドリードからマンチェスター・Uに加入したディ・マリア。しかし、昨シーズンはプレミアリーグへの適応に苦しみ、32試合に出場しわずか4ゴールと移籍金の金額に見合う結果を残したとは言い難い。中盤の補強が進んでいるマンチェスター・Uで新シーズンはスタメン争いが激化するとみられており、ディ・マリアは移籍を望んでいるようだ。
パリ・サンジェルマンは同選手の獲得のために移籍金4700万ポンド(約91億円)を準備しており、今週中にも合意に達する可能性があると報じられている。また、ディ・マリアには週給13万ポンド(約2500万円)の5年契約が掲示されているという。
ディ・マリアがチームを去ることを望む場合、適切なオファーがあればファン・ハール監督も移籍を認める構えだ。15日にシアトルで行われた記者会見でディ・マリアの去就について聞かれた同監督は、「それはアンヘル・ディ・マリアにとっても、マンチェスター・Uにとっても、進行中の話なんだ。彼はまだマンチェスター・Uの選手だし、7月25日にはチームに合流すると言っていたよ」とコメントし、同選手の退団の可能性を示唆している。