マンU、アルゼンチン代表GKロメロ獲得へ…メディカルチェック完了か

　アルゼンチン代表GKセルヒオ・ロメロがメディカルチェックを済ませ、マンチェスター・U加入が間近となった。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』、イギリス紙『エクスプレス』や『デイリー・メール』など複数メディアが21日付で伝えている。

　昨シーズン所属していたサンプドリアでは元イタリア代表GKエミリアーノ・ヴィヴィアーノの後塵を拝し、ベンチを暖めることが多かったロメロ。今夏にサンプドリアとの契約が満了となっていたが、3年契約でマンチェスター・Uに加入することになりそうだ。すでにメディカルチェックも終えており、公式発表は秒読み段階だという。

　マンチェスター・Uは、正守護神を務めるスペイン代表GKダビド・デ・ヘアの退団が濃厚で、控えGKだった元スペイン代表GKビクトル・バルデスの去就も不透明となっている。そのため、ルイ・ファン・ハール監督はGKの補強を最優先課題の一つとしていた。バレンシアもロメロ獲得を狙っていたとされるが、年棒の高さがネックとなったようだ。

　現在28歳のロメロはアルゼンチン代表としてこれまで62試合に出場し、2014年ブラジルW杯やコパ・アメリカ2015の準優勝に貢献している。