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売却報道のウェスト・ブロムウィッチ、中国との取引を断念か

2015.07.25

クラブ売却が報じられるWBA [写真]=AMA/Getty Images

 24日、ウェスト・ブロムウィッチWBA)のオーナーを務めているジェレミー・ピース氏は、3日から続けてきたクラブの売却交渉を中断したことを公式HP上で発表した。

 かつて稲本潤一(現コンサドーレ札幌)が所属したことでも知られるWBA。一昨期は降格圏ギリギリになってしまったものの、イングランドプレミアリーグで5年連続の残留に成功しており、すっかりお馴染みの顔になりつつある。

 そして、クラブは今夏中国に関係があるコンソーシアムと株式の売却に向けて交渉を行っていると言われており、その行方が注目されていた。

 しかし、ジェレミー・ピアース氏による説明によれば、取引きの条件には合意していたものの、相手がその契約を遂行できるとは思えなかったとのことで、最優先で交渉していた相手とは会談を打ち切ったという。

 ただ、クラブの購入に興味を持っている人物は他にもおり、それらとの交渉についてはまだ進行中であるとも話している。

 WBAのオーナーを続けることとなったジェレミー・ピース氏は、以下のようにコメントしている。

「7月3日に発表されていた排他的交渉を今日終了させた。そして、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン・ホールディングスの販売についての交渉は停止されている」

「私は販売の条件に同意した後、誠意を持って排他的な取り決めを結んでいた。しかしその相手はこの際に合意された条件を満たすことが出来ない。それは私の目から見て明らかだ。
長期にわたる安定性、そして継続的な発展は最も重要なものだ。そして、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンの利益は私が議論を続けることによって最大限に供給された」

「クラブの長期的な将来に関しては……正直に言えば、以前の発表が行われる前に、他の者がクラブの購入に関して強い興味を示していた。従って、それらのプロセスが進行中のままであることは事実だ。しかし、いかなる点においても我々のサポーターが要求する方法でプレミアリーグを戦っていくという主な目的から注意を逸らすことは許されない」

(記事提供:Qoly

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