リヨン戦で戦況を見つめるヴェンゲル監督 [写真]=Arsenal FC via Getty Images
アーセナルは25日、エミレーツ・カップ2015の初戦でリヨンと対戦し6－0の大勝を収めた。試合後、メディアのインタビューに応じたアーセン・ヴェンゲル監督のコメントをクラブ公式サイトが伝えている。
「ダイナミックでコレクティブなパフォーマンスだった。多くの選手が得点できたのがよかったね。昨シーズン終盤のいい状態が続いていて、優れたチーム力がある」と試合を振り返った指揮官は、「今夜はアレクシス（・サンチェス）や（ジャック・）ウィルシャーが不在だった。これは我々が優れたチームであることを意味している」と、チーム力に自信をみせた。
そして「昨シーズンの同じ時期よりも、より多くの結束力が生まれていて、みんなよく集中している。去年はワールドカップがあったから一部の選手は肉体的にも精神的にも疲れた状態でチームに戻ってきた。今シーズンはきっとうまく入れるはずだよ」と、チームの状態が良いことを明かしている。
プレミアリーグのタイトルについては「我々はリーグを3位で終え、FAカップを制覇した。もちろん、それは十分な根拠になる。自分たちのベストを尽くすが、プレミアリーグは大きな挑戦であり、非常に難しいことを知っている。今はクオリティの向上にフォーカスしたい。重要なのは自分たちのパフォーマンスに集中することで、他のチームのことは考えないことだ」とコメントした。
この試合で1ゴール1アシストの活躍をみせたドイツ代表MFメスト・エジルについては「今日の観客のリアクションを見ても、彼らがエジルをサポートしているのが分かる。彼は昨シーズン序盤をすべて逃したが、後半戦に最高のレベルで復帰しファンを確実に味方につけた。今シーズンは最初から最後まで行けるだろう」と期待を寄せている。