ICC2015北米ラウンドを制したパリ・サンジェルマン [写真]=AMA/Getty Images
インターナショナ・チャンピオンズ・カップ(ICC)2015の北米ラウンドが29日に行われ、マンチェスター・Uとパリ・サンジェルマンが対戦した。
ICC2015北米ラウンドでバルセロナに勝利するなど3連勝しているマンチェスター・U。対してパリ・サンジェルマンは、ベンフィカ、フィオレンティーナに勝利するものの、チェルシーにPK戦の末に敗れ、2勝1敗で同試合を迎えた。
試合は25分にパリSGの先制で動く。ハーフライン付近のルーカスが前線に浮き球のパスを供給。それに反応して飛び出したブレーズ・マテュイディが、相手DF2人に詰められるも、飛び出したGKダビド・デ・ヘアの目前で倒れ込みながら左足で触り、ゴールに流し込んだ。
先制したパリSGはさらに34分、ズラタン・イブラヒモヴィッチからのパスを受けたマクスウェルが、ペナルティエリア内左に侵入し折り返す。そこに、そのまま走り上がっていたイブラヒモヴィッチがゴール前で合わせて、ネットを揺らした。イブラヒモヴィッチの3試合連続ゴールを含む2得点でパリSGリードのまま前半を折り返す。
反撃したいマンチェスター・Uは後半から、先発したデ・ヘア、バスティアン・シュヴァインシュタイガー、アシュリー・ヤングを下げて、GKサム・ジョンストン、モルガン・シュネデルラン、アンドレアス・ペレイラを投入。パリSGも、マクスウェル、セルジュ・オーリエら4選手を下げて、エディンソン・カバーニやダヴィド・ルイスらをピッチに送り出した。
マンチェスター・Uは63分、ペレイラからの浮き球のパスをエリア内左のウェイン・ルーニーがヘディングで繋ぐ。中央でメンフィス・デパイがボレーシュートを試みるが、マテュイディのディフェンスもあり、ミートせずGKケヴィン・トラップに難なくキャッチされた。76分には右サイドのフアン・マタからのクロスに、ファーサイドのペレイラが頭で合わせるが、これもトラップにセーブされた。
このままマンチェスター・Uの反撃は実らず、試合はタイムアップ。パリSGが2-0の勝利を収め、ICC2015北米ラウンドを制覇した。
【スコア】
マンチェスター・U 0-2 パリ・サンジェルマン
【得点者】
0-1 25分 ブレーズ・マテュイディ(パリSG)
0-2 34分 ズラタン・イブラヒモヴィッチ(パリSG)