プレシーズンマッチでの岡崎(左)とヴァーディ(右) [写真]=Leicester City FC via Getty Images
レスターに所属する日本代表FW岡崎慎司が、人種差別発言をしたとされる同クラブのイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディとともにトレーニングを行った。10日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
9日、イギリス紙『ザ・サン』は7月26日に起きたとされる事件を撮影したビデオを公開し、動画にはカジノで日本人に対しての人種差別的発言をするヴァーディの姿がとらえられていた。この報道についてヴァーディは「私の発言について、心から謝りたいと思います」と謝罪。「私の判断ミスで、責任はすべて私にあります。私は、みんなを失望させる行いをしてしまいました」と反省のコメントをしている。
同メディアによると、ヴァーディのチームメートである岡崎は、10日のトレーニングで同選手と顔を合わせた。両選手は今回の一件について話し合いの場を持ち、岡崎が同選手の謝罪を受け入れた模様で、トレーニング中はこれまでどおり談笑していたと伝えられている。
岡崎とヴァーディは、8日に行われたプレミアリーグ開幕戦のサンダーランド戦では2トップを組み、4-2の勝利に貢献した。チームの躍進には両選手の活躍が必要不可欠なだけに、今回の事件で軋轢が生まれなかったことは不幸中の幸いかもしれない。
次節、レスターは敵地でウェストハムと対戦する。