昨シーズンまでQPRでプレーしたバートン [写真]=Mark Leech/Getty Images
今夏QPR(クイーンズ・パーク・レンジャーズ)を退団し無所属となっていた元イングランド代表MFジョーイ・バートンのウェストハム加入が破談となったことが明らかになった。
ウェストハム加入目前と各メディアに予想されていたバートンだが、悪童として知られる同選手の加入を良く思わないファンもいたようだ。
同選手は自身の公式ツイッターを12日に更新し、ウェストハムのファンへ向けたメッセージ動画を掲載。「ウェストハムは間違いなく俺にフィットするクラブだと思った。素晴らしいチームを作っていると思うが、今となっては意味のないこととなった。SNSを通じて親切なメッセージをくれたウェストハムファンに感謝したい。だが、俺みたいなキャラクターを歓迎しない人もいる。俺にとっては、もはや当たり前のことだ」と、明かしている。
また、クラブのオーナーの1人であるデイヴィッド・ゴールド氏も同日、自身の公式ツイッターでバートンが加入しないことを明言した。
現在32歳のバートンは、2002年にマンチェスター・Cでデビューを遂げ、2007年にニューカッスルへ移籍。2011年にはQPRへ加入すると、キャプテンを任されチームの主力として活躍する一方、監督批判や暴力行為など悪童らしい一面も見せた。しかし、昨シーズン終了時には契約満了を迎え、チャンピオンシップ(イングランド2部)へ降格した同クラブを退団。無所属となっていた。