チェルシーが、今夏の移籍市場で、エヴァートン所属のイングランド代表DFジョン・ストーンズ、リヨンに所属するフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼット、アトレティコ・マドリード所属のフランス代表FWアントワーヌ・グリエスマンの三人の補強を画策しているという。イギリス紙の『メトロ』や『エクスプレス』など複数メディアが18日付で報じた。
16日に行われたプレミアリーグ第2節のマンチェスター・C戦で0-3と完敗したチェルシーは、8300万ポンド(約162億円)の資金を投入して、大型補強を狙っているようだ。
21歳の若手CBストーンズの加入はイングランド代表DFガリー・ケーヒル、元同代表DFジョン・テリー、フランス代表DKクル・ズマがいるCBのポジションに競争をもたらすとされている。だが、所属先のエヴァートンが慰留を望んでいるため、獲得までのハードルは高そうだ。移籍が実現するとしても、移籍金は4000万ポンド(約78億円)まで高騰する模様。
また、市場価値が2100万ポンド(約41億円)と見積もられているラカゼットは、スペイン代表FWジエゴ・コスタとの間に激しいポジション争いをもたらすとみられている。グリエスマンが加入した場合は右サイドアタッカーのポジションを務めるのではないかと報道された。
チェルシーは、23日に行われるプレミアリーグ第3節でウェスト・ブロムウィッチと対戦する。