3戦目でも不発に終わったデパイ(中央) [写真]=Man Utd via Getty Images
プレミアリーグ第3節が22日に行われ、マンチェスター・Uとニューカッスルが対戦した。
マンチェスター・Uは開幕から苦しみながらも、2試合連続1-0で勝利を収めて連勝を飾った。一方、ニューカッスルは前節スウォンジーに0-2で敗れ、ここまで1分け1敗の未勝利が続いている。両チームともに勝ち点3を積み上げたいところだ。
最初にチャンスを迎えたのはホームのマンチェスター・U。4分、中盤でボールを持ったアドナン・ヤヌザイが前線にスルーパスを送ると、最終ラインの間に抜けだしたウェイン・ルーニーがGKと一対一になる。ルーニーが落ち着いてゴール左に流し込んだが、ここはわずかにオフサイドだったとして得点は認められなかった。
23分、ニューカッスルも反撃に出る。右サイドを駆け上がったジョルジニオ・ワイナルドゥムからアーリークロスが供給されると、中央のアレクサンダル・ミトロヴィッチがヘディングシュート。しかし、ここは惜しくもクロスバーの右側に弾かれて得点には至らなかった。このまま0-0で前半が終わる。
後半に入ってもマンチェスター・Uがチャンスを作る。73分、左サイドに抜けだしたルーニーが切り返して右足でクロスを供給すると、ファーサイドに走りこんだフアン・マタが右足ボレーで狙ったが、枠の上に外れてしまった。
続く80分にはゴール前のマタのシュートが相手DFにブロックされ、こぼれ球がエリア内のハビエル・エルナンデスの元に転がる。GKと一対一となったが、J・エルナンデスのシュートはGKティム・クルルの好セーブに阻まれた。
後半アディショナルタイム1分には、両チームにビッグチャンスが訪れる。マンチェスター・Uが右CKを獲得すると、クロスボールにクリス・スモーリングが飛び込んだが、ヘディングシュートは相手DFにゴールライン上でクリアされてしまう。すると、自陣からニューカッスルのカウンターが発動。3対3の状況となり、途中出場のパピス・シセがエリア内右に進入。グラウンダーのクロスを送ったが、ファーサイドのフロリアン・トヴァンは合わせることができなかった。
このままスコアは動かず、試合は0-0のスコアレスドローに終わった。マンチェスター・Uは3試合連続で完封を果たしたものの連勝はストップ。ニューカッスルの初勝利はお預けとなった。