開幕戦ではフル出場していたテリー [写真]=Getty Images
チェルシーのキャプテンを務める元イングランド代表DFジョン・テリーの将来が不透明になっているという。22日、イギリス紙『デイリーメール』が報じた。
テリーは16日に行われたプレミアリーグ第2節のマンチェスター・C戦で、ジョゼ・モウリーニョ監督が指揮を執る試合で初となる途中交代を命じられていた。指揮官はこの交代を戦術的なものだとしテリーへの信頼を口にしていたが、同選手は23日のウェスト・ブロムウィッチ戦で先発メンバーから外れた場合、退団を考えるのではないかと伝えられている。
また、チェルシーは今夏の移籍市場でエヴァートンに所属するイングランド代表DFジョン・ストーンズの獲得に固執しており、これもテリーの退団が近づいていることを意味していると見られている。同クラブは今週中にもストーンズ獲得に向け3400万ポンド(約65億2000万円)のオファーを提示する見込みだという。
現在34歳のテリーはチェルシーの下部組織出身。2000年からトップチームでの出場機会を増やしていくと、2004年に就任したモウリーニョ監督からキャプテンに任命された。これまでにプレミアリーグを4度制し、FAカップでも5回優勝するなど数々のタイトル獲得に貢献。2012年にはチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げていた。