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初勝利に満足のモウリーニョ「皆チェルシーが負けるのを待ってる」

2015.08.24

チェルシーを率いるモウリーニョ監督 [写真]=Getty Images

 ジョゼ・モウリーニョ監督はチェルシーが今シーズン初勝利をあげたことで、敗戦を期待していた人はがっかりしただろうと述べた。大手メディア『BBC』が伝えている。

 ウェスト・ブロムウィッチに3-2で勝利した試合、キャプテンのDFジョン・テリーは退場となったが、バルセロナから2100万ポンド(約40億円)で獲得したFWペドロ・ロドリゲスはデビュー戦でゴールを挙げた。

 モウリーニョ監督は退場となったテリーを非難せず、クラブが主審のジャッジに対しアピールをすることもないだろうと述べている。

「私としては、(抗議)するべきだと考えるが、だいたい時間の無駄に終わるだけだ。テリーを責めようとは思わない。後ろにできたスペースにボールがきて、そこに走り込んできたストライカーが倒れた。それを審判はレッドカードだと判断したんだ」

 開幕戦でスウォンジーと引き分け、前節はマンチェスター・Cに0-3で敗れていたチェルシーは、3戦目にして今シーズンの初勝利を手にした。指揮官は、「この結果にがっかりしている人も多いだろう。みんな、チェルシーが負けることを期待しているからね」とコメント。そして、「試合内容にふさわしい結果が出て満足している。ただ、もちろん3試合で4ポイントは満足できるものではないね。プレー自体は目を見張るものではなかったが悪くもなかった。チェルシーは逆風にさらされていると感じるが、とにかく今日は勝利したよ」と、3試合を終えての結果には不満をみせつつも、勝利を挙げたことが大事だと語っている。

 また、加入早々結果を残したペドロについては次のように賛辞を送った。

ペドロは素晴らしかった。彼がいい選手だとはわかっていたが、期待以上だ。プレミアリーグには数多くの一流選手がやってくるが、馴染むまでに時間がかかる。しかしペドロはもうずっと長くこのチームにいるかのようなプレーをみせた」

「労を惜しまない選手だということは、3年間リーガ・エスパニョーラで一緒だったからよくわかっている。だからこそ彼はバルセロナで活躍し続けた。彼とチームメートだった選手は、誰もが彼のことを良く言うよ」

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