モウリーニョ、アザールの先発落ちは「チームの失点が多かったから」

　プレミアリーグ第9節が17日に行われ、チェルシーはアストン・ヴィラに2－0で勝利を収めた。試合後、同クラブを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が公式HP上でコメントを残した。

　リーグ戦3試合ぶりの勝利に、モウリーニョ監督は「今日のチームは非常に良い働きをしていたよ。素晴らしい内容ではなかったが、安定はしていた」と試合を振り返った。また、「守備面では規律正しく、そしてハードワークしていた。何よりバランスが良かったね」と無失点に抑えたチームの守備を評価した。

　3試合の出場停止から復帰し、2得点に絡む活躍を見せたスペイン代表FWジエゴ・コスタについて同監督は、「素晴らしい。非常に力強かった。アーセナル戦から3試合あいたが、コンディションを保っていたね」とそのプレーぶりに賛辞を送った。

　また、ベルギー代表MFエデン・アザールは今シーズン初めてスタメンから外れた。同監督は第2節を終えた時点で、「アザールの状態には満足していない」と不満を漏らしていたが、「彼を外したのはチームの失点が多かったから。より守備に重点を置いた配置にした。より規律正しい強固な守備を形成した。今後も続けていくのか、アザールを入れるのかはこれから考える」とコメントし、あくまでも戦術的な理由であったことを明かした。

　チェルシーは20日、敵地でチャンピオンズリーグ・グループステージ第3節のディナモ・キエフ戦に臨む。