マンチェスター・Cに所属するコートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレがメディアに不満を漏らしているようだ。19日付のイギリス紙『デイリーメール』が報じている。
同紙によるとY・トゥーレは、「みんなは僕のことをタイトルも獲得して、高額な年俸を受け取って幸せな人間だろうと思っているけど、それは違う。僕は不幸だよ」と語ったという。その理由として「イギリスの記者は、僕の悪いプレーばかり取り上げる。年俸のことばかり聞いてくる時期もある」といった例を挙げ、自らに対するメディアの対応を批判した。
また、自身がコートジボワール出身であることについても触れ、「僕たちアフリカ人は、良いプレーをしたときは、もっと称賛して欲しいし、認められたいと思っているよ」とコメントし、アフリカ出身の選手に厳しい視線が送られていると主張した。
現在32歳のY・トゥーレは2010年7月にバルセロナからマンチェスター・Cに移籍すると、リーグ戦で8得点を決め、同クラブ初となるチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献。翌シーズンも主力として活躍し、マンチェスター・Cを44年ぶりのリーグ優勝に導いた。4年連続でアフリカ年間最優秀選手に輝くなど実績を残しているが、今シーズンはリーグ戦でここまで1得点にとどまっている。