完敗のアーセナルに2人の相次ぐ負傷者…指揮官は「大きな痛手」

ウォルコット

シェフィールド・W戦で負傷したアーセナルのFWウォルコット [写真]=Arsenal FC via Getty Images

 アーセナルは27日に行われたキャピタル・ワン・カップ4回戦でチャンピオンシップ(2部リーグ)のシェフィールド・Wとアウェーで対戦し、0-3で完敗を喫した。試合後、アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督がイギリスメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じた。

 試合開始早々、アーセナルをアクシデントが襲う。5分にMFアレックス・オックスレイド・チェンバレンがハムストリングを痛めて、FWセオ・ウォルコットと交代。だが、そのウォルコットも19分にふくらはぎの負傷で交代を余儀なくされてしまった。

 ヴェンゲル監督は「試合の序盤に重要な2選手を失った。今夜だけでも大きな痛手だ。だがそれよりも、我々にとって大事な他の大会に向けて、これだけの選手たちを失ったのはもっと痛い」と話し、チェンバレンとウォルコットの負傷に頭を抱えた。

 けがについては「2人とも筋肉を痛めたようだが、どれほどのけがなのかは分からない。48時間待って検査しなければいけないんだ」と、現在具体的な状態は不明だという。

 また、「私は選手たちの負担をマネジメントする義務がある。今日は経験ある主力選手たちを多く連れてきてしまった。2人を失ってから、ガブリエウや(ナチョ)モンレアルもベンチにいたが、彼らを起用することはできなかった。これ以上選手を失うことはできなかったからだ」と語り、選手起用に頭を悩ませていたことを明かした。

 アーセナルは31日に行われるプレミアリーグ第11節、スウォンジーと敵地で対戦する。

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