今季初得点の吉田麻也「ラッキーゴール」、SB起用には「簡単ではないですが…」

吉田麻也

今季初得点を挙げた吉田麻也 [写真]=Getty Images

 キャピタル・ワン・カップ4回戦が28日に行われ、日本代表DF吉田麻也所属のサウサンプトンとアストン・ヴィラが対戦。先発した吉田は51分に今シーズン初得点となる先制点を挙げ、2-1の勝利に貢献した。

 吉田はガストン・ラミレスとのワンツーからゴール正面やや右の位置で左足グラウンダーのシュートをゴール右隅へ決めた。試合後、クラブ公式チャンネルのインタビューに英語で応えた吉田。これまでサウサンプトンで決めてきたヘディングではなく、ミドルシュートでのゴールだったため、「あなたを代表するような形のゴールではなかったですが、振り返って」と問われると、同僚とシュートのイメージについて話していたことを明かし、「シュートのイメージは持っていました。ガストンが素晴らしいパスをくれましたし、グラツィアーノの動きもよかったです。ラッキーゴールでしたね」と笑顔で話した。

 キャピタル・ワン・カップで準々決勝進出を果たしたが、吉田は「昨晩、チェルシーやアーセナルといったビッグクラブは敗退しました。タイトルへのチャンスがより大きくなりました」と回答。「監督はいつも『カップ戦はプレミアリーグと同じくらい重要』と話しています。僕たちもそう思っています。タイトルを獲ることはいつだっていいものですし、その素晴らしいチャンスだと思っています」と、キャピタル・ワン・カップ制覇へ意気込みを口にしている。

 同試合では右サイドバックとして起用され、得点という結果も残したが、「僕にとって大切な試合になるとわかっていました。トライしています。右サイドバックとしてもそうですし、左サイドバックかもしれませんし。異なるポジションでプレーすることは簡単ではないですが、今日のようにプレーできれば。でも、特に2点目後の最後10数分の僕たちのプレーなどは改善しなければいけないですね」と回答し、ポジション問わず出場機会を得るために努力すると強調した。

 サウサンプトンはキャピタル・ワン・カップ準々決勝でリヴァプールと対戦する。

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