FOLLOW US

テロ発生時パリに滞在していたヴェンゲル監督「怖れよりショック」

2015.11.20

アーセナルを率いるヴェンゲル監督 [写真]=Getty Images

 アーセナルアーセン・ヴェンゲル監督が、13日にフランス・パリで同時多発テロが起こった際、現場の近くにいたことを明かした。イギリス紙『ガーディアン』や『インデペンデント』など複数メディアが19日付で報じている。

 爆撃と銃撃により、129人の死者と400人以上の負傷者を出した無差別テロが発生した時、フランス人のヴェンゲル監督はパリに滞在中で、事件現場の近くにいたようだ。当初ヴェンゲル監督は同日開催されたフランス代表とドイツ代表の親善試合をスタジアムで観戦する予定だったが、直前の用事が長引いたために予定を変更し、パリ市内のホテルでテレビ観戦していたという。

 今回のテロについて同監督は、「その時は怖かったというよりもむしろショックだった。どこに行っても安心することができない。先週の金曜にパリにいた人々はみなショックだっただろうね。フランスはイングランドのように寛大で寛容な国家だ。これでテロ事件が終結するとは思えず、これからの治安に不安を感じざるをえない」と振り返った。

 また、ヴェンゲル監督はテロ行為がイングランドやフランスのような多文化社会の寛容さを脅かす可能性を憂慮しながら、「日常を円滑に進めていくために、この状況にポジティブに対応していく必要がある。すべてを一気に解決することはできない。我々は日常を続けていくしかないんだ。どれか特定のコミュニティがテロのターゲットとなったというよりは、我々の生活自体が脅かされているように思える」とコメントしている。

 さらに、17日に行われたイングランド代表とフランス代表との親善試合でイングランドサポーター含む観客たちがフランス国歌を合唱したことについて、「連帯の意志を示す素晴らしい行為だった。そのような連帯を表現したイングランド国民とサッカー関係者に感謝したい。テロ事件は我々の国にとって大きな衝撃だったからね。このような事件が起きた場合、人々はサッカーの試合を続けるのか、生命を危険にさらすのか、と考えてしまうものだ。私は親善試合を行ったという判断は正しかったと思うよ」と語った。

 なお、テロの犠牲者に向けた哀悼の意を込めて、次節のプレミアリーグでは試合前にフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」を合唱する予定となっている。

【PR】「U-NEXTサッカーパック」で
プレミアリーグ全試合を独占配信

U-NEXT / プレミアリーグ独占配信

「U-NEXTサッカーパック」は、U-NEXTが提供するサッカーコンテンツに特化したプラン(月額2,600円・税込)

「プレミアリーグ」を全試合独占で配信するほか、「ラ・リーガ」「FAカップ」なども視聴可能だ。

「サッカーパック」単体契約も可能だが、通常の「月額プラン(月額2,189円税込)」の無料トライアル登録&「サッカーパック」契約がとってもおトク。

専用ページから無料トライアルに登録すると、サッカーパックの支払いに利用できる1,200ポイント(1,200円相当)が付与されるため、初月はなんと1,400円(税込)で「サッカーパック」と「月額プラン」をダブルで楽しめる!

月額プランに加入すれば映画・アニメ・ドラマ等が見放題。サッカーもエンタメも楽しみたい方にオススメだ。

  1. 「U-NEXTサッカーパック」はプレミアリーグ、ラ・リーガ1部を全試合配信!
  2. FAカップ、コパ・デル・レイなども独占配信決定!
  3. 無料トライアル登録&サッカーパック契約で、初月は1,400円!

By サッカーキング編集部

サッカー総合情報サイト

世界のサッカー情報を配信する国内最高峰のサッカー総合メディア。日本代表をはじめ、Jリーグ、プレミアリーグ、海外日本人選手、高校サッカーなどの国内外の最新ニュース、コラム、選手インタビュー、試合結果速報、ゲーム、ショッピングといったサッカーにまつわるあらゆる情報を提供しています。「X」「Instagram」「YouTube」「TikTok」など、各種SNSサービスも充実したコンテンツを発信中。

SHARE

SOCCERKING VIDEO