マンチェスター・C戦でフル出場した吉田麻也(中央) [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第14節が28日に行われ、マンチェスター・Cと日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンが対戦した。
前節、リヴァプールに1-4の大敗を喫し、日本代表FW岡崎慎司所属のレスターに首位を奪われたマンチェスター・C。25日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節でもユヴェントスに敗れており、白星を取り戻したいところ。負傷離脱が続いていたスペイン代表MFダビド・シルバがベンチに戻ってきた一方、ユヴェントス戦で負傷したイングランド代表GKジョー・ハートはメンバー外となった。対するサウサンプトンは吉田が右SBで先発。強敵相手に敵地で勝利を狙う。
試合が動いたのは9分。自陣右サイドでボールを持った吉田がドリブルを仕掛けると、ラヒーム・スターリングに奪われてしまう。スターリングがそのままエリア内まで持ち運びゴール前に折り返すと、これをケヴィン・デ・ブライネが押し込んでマンチェスター・Cが先制に成功した。
さらに21分、右CKを得たマンチェスター・Cは、グラウンダーのクロスがエリア手前に流れたところに反応したファビアン・デルフが左足を一閃。低い弾道のシュートは相手DFに当たってコースが変わると、そのままゴールネットを揺らした。
リードを広げたマンチェスター・Cだったが、後半に入った51分にサウサンプトンが1点を返す。右からのクロスにエリア内のシェーン・ロングが高い打点で合わせ、ヘディングシュートを叩き込んだ。
それでもホームで意地を見せるマンチェスター・Cは70分、左サイドを持ち上がったスターリングが右サイドに展開すると、デ・ブライネのクロスをエリア内左で受けたアレクサンダル・コラロフが胸トラップから左足でハーフボレー。これがゴール右隅に決まり、再び2点差とした。
試合はこのまま終了を迎え、マンチェスター・Cが3-1で勝利。公式戦4試合ぶりの白星となり、リーグ戦暫定首位に浮上した。一方のサウサンプトンは連敗を喫している。なお、吉田はフル出場した。
次節、マンチェスター・Cは12月5日に敵地でストークと、サウサンプトンは同日にホームでアストン・ヴィラと対戦する。
【得点者】
1-0 9分 ケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・C)
2-0 21分 ファビアン・デルフ(マンチェスター・C)
2-1 49分 シェーン・ロング(サウサンプトン)
3-1 70分 アレクサンダル・コラロフ(マンチェスター・C)
By サッカーキング編集部
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