アーセナルは9日にFAカップ3回戦でサンダーランドと対戦し、3-1の逆転勝利を収めて4回戦進出を決めた。試合後、アーセン・ヴェンゲル監督が同試合で2アシストを記録したU-21スペイン代表DFエクトル・ベジェリンに称賛の言葉を送っている。クラブ公式サイトが伝えた。
17分にミスから先制を許したアーセナルだが、前半のうちにコスタリカ代表FWジョエル・キャンベルが同点ゴールをマーク。72分にベジェリンのクロスからウェールズ代表MFアーロン・ラムジーが決めて逆転すると、75分にもベジェリンのパスからフランス代表FWオリヴィエ・ジルーが追加点を決めた。
試合後の記者会見に臨んだヴェンゲル監督はベジェリンについて、「彼は強くなった。特に最後の20分は、彼が前線に攻め上がるたびにゴールチャンスを作っていた」と称賛。続けて、「彼はまだ20歳だから、これからさらに多くのことをもたらしてくれるだろうね」と今後の活躍にも期待を寄せている。
一方で、ベジェリンの台頭により出場機会を失っているフランス代表DFマチュー・ドゥビュシーに関しては、「(移籍の)可能性はある。すでに別の会見で話したがね」とコメントした。