中田氏らの古巣ボルトン経営危機…借金285億でスタッフの給料滞納へ

マクロン・スタジアム

ボルトンの本拠地マクロン・スタジアム [写真]=Getty Images

 チャンピオンシップ(イングランド2部)所属のボルトンが、スタッフに給料を払えなくなる可能性が浮上している。20日、イギリスメディア『BBC』が報じた。

 現在、ボルトンは1億7290万ポンド(約285億円)の負債を抱えており、税金の滞納もあるため、2月22日までに改善することができなければ破産宣告をするようHMRC(イギリスの歳入税関庁)から通達されている。同メディアによると、約300名のスタッフに対して1月の給料が払えなくなる可能性があると伝えたという。昨年11月には選手への給料が支払われていなかったが、スタッフへの未納は今回が初となる模様。

 同クラブは、2001-02シーズンから12-13シーズンまでプレミアリーグに所属。11年の間に元日本代表MF中田英寿氏、同FW西澤明訓氏、FW宮市亮(現ザンクトパウリ)がプレーしたものの、今季はチャンピオンシップ27試合を終えて2勝11分け14敗で、残留圏の21位ロザラムと7ポイント差の最下位に沈んでいる。

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