マンチェスター・Uからハル(2部)にレンタル移籍中のU-21イングランド代表MFニック・パウエルが、古巣マンチェスター・Uのミッティラン戦でのパフォーマンスを批判した。イギリス紙『デイリーミラー』が19日付で報じている。
18日に行われたヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦で、マンチェスター・Uはデンマークのミッティランと対戦し、1-2で屈辱的な逆転負けを喫した。
現在21歳のパウエルはプレイステーションの『FIFA 16』で遊ぶことに夢中で試合を見忘れていたことを明かしつつ、「彼らはプレッシャーを感じていたはずだ。ヨーロッパリーグで優勝することが次のチャンピオンズリーグ出場権を獲得するための近道だと監督が明言していたからね。ワッザ(イングランド代表FWウェイン・ルーニーの愛称)やダビド(・デ・ヘア)など多くの負傷者がいたのは事実だ。しかし言い訳する余地はない。勝つべきだった試合だ」と語り、古巣の敗戦に憤りを見せている。
また、ハルを率いるスティーヴ・ブルース監督は「落胆する結果だったし、批判を浴びることになるだろう。彼らはそれを乗り越えると信じている」とコメントしている。
20日に行われるFA杯5回戦で、ハルはアウェーでアーセナルと対戦する予定。パウエルはこの試合で先発出場すると見込まれている。