28日に行われるキャピタル・ワン・カップ決勝で、リヴァプールとマンチェスター・Cが対戦する。マンチェスター・C公式サイトは25日、同試合で実現すると見られるマンチェスター・Cのコートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレとリヴァプールの元同代表DFコロ・トゥーレによる兄弟対決を特集した。
同サイトは、過去3度あった直接対決の結果を振り返っている。最初の対戦はY・トゥーレがバルセロナに、K・トゥーレはマンチェスター・Cに所属していた2009年に行われた親善試合で、マンチェスター・Cが1-0の勝利を収めた。その後2人はマンチェスター・Cでともにプレーしたが、2013年夏にK・トゥーレがリヴァプールへ移籍すると、2015年にはプレミアリーグで2度激突。2戦ともに兄が貫禄を見せてリヴァプールが2-1と4-1で勝利し、兄弟対決の戦績を3戦全勝とした。
また、両選手のプレミアリーグ出場数とタイトル獲得数も比較。アーセナルで225試合に出場したK・トゥーレが通算347試合に出場し、187試合の弟を大きく上回っているが、Y・トゥーレはバルセロナ時代を含めて16のタイトルを獲得。兄より5つ多くのトロフィーを掲げている。
そして同サイトは、両選手が2013年にイギリス誌『Four Four Two』へ寄せたコメントを紹介。K・トゥーレは「ヤヤがバルセロナへ行ったのは、彼らがチャンピオンズリーグ決勝でアーセナルに勝った1年後だった。少し違えば、最高の舞台での対決が実現してたんだ。そういう運命じゃなかったんだね!」と、Y・トゥーレは「リヴァプールは今、僕の最大のライバルだ。彼が所属しているチームだからね!」と、語っていた。