チェルシー、D・コスタとアザールが負傷…CLは2季連続ベスト16止まり

D・コスタ

パリ・サンジェルマン戦で負傷交代したD・コスタ(左) [写真]=AMA/Getty Images

 チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグが9日に行われ、チェルシーはパリ・サンジェルマンと対戦。この試合でチェルシーに所属するスペイン代表FWジエゴ・コスタとベルギー代表MFエデン・アザールが負傷により途中交代した。試合後、フース・ヒディンク監督がインタビューに応じ、同クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 試合はスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチの2得点に絡む活躍で、パリ・サンジェルマンが2-1で勝利。ファーストレグも2-1で先勝していたパリ・サンジェルマンが2戦合計4-2で準々決勝進出を決めた。対するチェルシーは、昨シーズンに続いてパリ・サンジェルマンに敗れ、2シーズン連続でベスト16止まりとなった。

 D・コスタはこの試合の60分に、アザールは77分に負傷交代。ヒディンク監督は「詳しくは明日検査する予定だ。アザールは痛めていたでん部に違和感を訴えたためベンチに下げた。ジエゴは100パーセントの状態ではなかったが、この試合に出場させたんだ」と、D・コスタは強行出場していたことを明かした。

 チェルシーは現在プレミアリーグ10位に低迷しており、来シーズンのCL出場圏内の4位以内に入るのは極めて厳しい状況。「チェルシーは現在転換期にある。4位以内に入ることは難しいね」と、指揮官もCL出場は難しいと認めた。

 チェルシーは12日、FAカップ準々決勝でエヴァートンと敵地で対戦。19日にはプレミアリーグ第31節でウェストハムをホームに迎える。

モバイルバージョンを終了