ユーロ出場の可能性も?…アーセナルのウィルシャー、実戦復帰が迫る

ウィルシャー

4月1日の練習でフルメニューを消化したウィルシャー [写真]=Arsenal FC via Getty Images

 アーセナルに所属するイングランド代表MFジャック・ウィルシャーの実戦復帰が近づいているようだ。アーセン・ヴェンゲル監督が同選手の近況について明かしている。同クラブ公式HPがコメントを伝えた。

 長期離脱を強いられているウィルシャーは、4月1日の練習でフルメニューを消化。ヴェンゲル監督は8日に控えているU-21チームの試合に同選手が出場するかどうかを問われ、「まだ決まっていないよ。トレーニングに復帰してから1日しか経っていないんだ。どのような反応をするか、確認してみよう。最初の兆候は良いものだった。来週に見極めたいと思う」と、コメントした。

 4月1日付のイギリス紙『デイリーメール』が報じたところでは、ヴェンゲル監督はウィルシャーのユーロ2016出場を望み、イングランド代表復帰を後押ししている。同監督は「今は彼と同様に慎重に考えているが、今後数週間のうちに(実戦での)競争力を取り戻すと思う。ひとたび、コンディションが完全にフィットすれば、アーセナルでも代表チームでも試合に出場できるよ」と話し、以下のように続けた。

「選手たちはトップレベルでの競争を望んでいる。ジャックは(長期離脱によって)苛立っているし、ユーロに出場して信頼を取り戻すことが重要なんだ」

 現在24歳のウィルシャーは、昨年8月1日の練習中に左足を負傷。全治は6~8週間と予想されていたが、治療過程が遅れたことから同9月に手術を受け、長期離脱が続いている。

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