クイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)に所属する元イングランド代表GKロバート・グリーンが、クラブの財政難を理由に試合に出場することを拒否されていたことを明らかにした。イギリスメディア『BBC』が11日付で伝えている。
2010年南アフリカ・ワールドカップでイングランド代表のゴールマウスを守っていた経験を持つグリーンは、2012年にウェストハムから当時プレミアリーグに所属していたQPRに加入。チームは昨シーズンにチャンピオンシップ(イングランド2部)に降格したが、グリーンは今シーズンのリーグ戦24試合に出場していた。
しかし、財政難に陥ったQPRがグリーンへの高額な給与の支払いを渋り、年始から同選手のチームへの帯同を禁止していた模様。この度クラブからの「試合出場停止処分」が解けたことについて、グリーンは「クラブからの扱いに対処するのは難しかったよ。しかし今は新しい契約を結ぶことができた」とコメントし、チームに復帰する喜びを表している。