ファルカオ、MLSを称賛もヨーロッパに執着「欧州のリーグでもっと戦う」

　チェルシーに所属するコロンビア代表FWラダメル・ファルカオが、自身の去就について言及した。イギリスメディア『スカイスポーツ』が21日に報じている。

　昨シーズンはマンチェスター・Uでプレーし、昨年7月にモナコからチェルシーにレンタル加入したファルカオ。しかし同クラブではここまで公式戦わずか1ゴールにとどまっている。同選手は現在、2018年まで契約を残すモナコへの復帰が有力と見られているようだ。

　今シーズン終了後に再び所属クラブが変わる可能性が高いファルカオは、「分からない。次のシーズンについては考えていない。我々にはまだ4試合残されており、私はもっとプレーしたい」とコメント。チェルシーでの残り試合に集中する構えを示した。

　プレミアリーグで過ごした2シーズンを「骨の折れる経験だった」と振り返ったファルカオ。モナコ復帰が囁かれる中、MLS（メジャーリーグ・ サッカー）への関心を明かした。

　「何人かのコロンビア人選手や、アンドレア・ピルロ、カカ、ジオバニ・ドス・サントスなどのビッグスターがMLSでプレーしている。MLSは、より強く、競争の激しいリーグになるために必要なすべてのものを持っている。だから、より大きなリーグになりうると思っている」とMLSが秘める可能性を語ったファルカオ。それでも、「私はヨーロッパでのパフォーマンスについて考えている。欧州のリーグでもっと戦う」とヨーロッパリーグでプレーし続ける姿勢を示した。

　チェルシーで本来の能力を発揮できなかったファルカオ。今夏の動向に注目が集まる。