サンチェス2得点で快勝も…アーセナル指揮官「もっと決められた」

　延期となっていたプレミアリーグ第30節が21日に行われ、アーセナルは本拠地エミレーツでウェスト・ブロムウィッチと対戦。チリ代表FWアレクシス・サンチェスが2得点を決め、2−0と快勝した。試合後、アーセン・ヴェンゲル監督がインタビューに応じ、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

　アーセナルは4−0と快勝した第32節のワトフォード戦以来、4試合ぶりの白星となった。ヴェンゲル監督は「（第34節の）クリスタル・パレス戦と同様に、最初から最後まで試合を支配できたと思うよ。ただ、もっと多くのゴールを決められたはずだった。試合を思うように締めくくれなかったね」と、2得点を挙げるに留まったことを悔やんだ。

　その上で、8分と36分にゴールを挙げたサンチェスのプレーを振り返り、「前半は最高の出来だったけど、後半はフィジカル面の消耗が見られたね。今日は彼の貢献が必要不可欠だったよ」と、前半のプレーを称えた。

　これでアーセナルは、首位レスターと勝ち点差10の3位に浮上した。ヴェンゲル監督は「できるだけ上の順位で終わりたいと思っている。まだ何が起こるか分からないし、常に勝利を目指しているんだ」と、残り試合に向けて意気込みを語った。

　アーセナルの次戦は24日、敵地でサンダーランドと対戦する。