エースのイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディを出場停止処分で欠きながらも、24日に行われたプレミアリーグ第35節でスウォンジーを4－0と一蹴した、日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター。すでに2位以上を確定させて来シーズンのチャンピオンズリーグ（CL）出場権を確保しているが、いよいよ悲願のプレミア初制覇が現実味を帯びてきた。
25日に行われたし愛でトッテナムがウェスト・ブロムウィッチと引き分けたので、レスターは次節勝利すれば優勝となる。そんなスウォンジー戦では、スタジアムになかなかナイスなチャントが響き渡っていたようだ。キングパワー・スタジアムでこの一戦を取材していたオリヴァー・ケイ記者によれば、こんなチャントが聞こえてきたのだという。
レスターのファンは「Barcelona, we’re coming for you」と歌っていたようだ。これは、「バルセロナよ、オレたちはそっちへ行く」という意味のチャントである。つまり、あのバルセロナに対して「待ってろ」と挑発をしたわけだ。
近年では低迷し、7シーズン前には3部にも在籍していたレスター。そうしたチームにとってCLというのは夢にまで見た舞台。もちろん来シーズンのCLの組み合わせはまだ決まっておらずレスターがバルセロナと対戦するかは不明だが、サポーターの胸の高鳴りが聞こえてきそうな微笑ましい光景であった。
またケイ氏によれば、このチャントについてクラウディオ・ラニエリ監督は「そうなればファンタスティックな経験になるだろうね」と試合後にコメントしたようだ。
なお、レスターとバルセロナは8月に開催されるプレシーズンツアーで対戦予定となっている。
（記事提供：Qoly）