イギリスメディア『BBC』の名物番組「マッチ・オブ・ザ・デイ」が15日、今シーズンのプレミアリーグにおける最優秀ゴールアウォード「ゴール・オブ・ザ・シーズン」を発表した。
選出されたのは、1月に行われた第23節のクリスタル・パレス戦で、トッテナムのイングランド代表MFデレ・アリが決めたゴール。1-1の同点で迎えた84分、デンマーク代表クリスティアン・エリクセンの落としを受けたアリは、ボールを浮かせ一回転しながら相手をかわし、見事なボレーを叩き込んだ。
Watch back @Dele_Alli's wonder strike after it was voted @BBCMOTD's Goal of the Season – https://t.co/ZWdkXnwuCD pic.twitter.com/cmilTwAuuZ
— Tottenham Hotspur (@SpursOfficial) May 16, 2016
今シーズンのプレミアリーグでは1022ゴール(発表後に行われた延期分のマンチェスター・U対ボーンマス戦を含めると1026ゴール)が生まれたが、当時19歳であったアリが決めたこのゴールは今回10万以上の票数を集め、見事栄冠に輝いた。アリは試合後、このゴールについて「自分自身でも衝撃的だった」と振り返っている。
同賞は2シーズン連続でアーセナル所属のイングランド代表MFジャック・ウィルシャーが獲得していた。トッテナム選手の受賞は1990-91シーズンの元イングランド代表MFポール・ガスコイン氏以来、25年ぶりのこと。