ヴェンゲル監督(右)がポグバ(左)を擁護するコメントを残した [写真]=Getty Images
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督が、同胞のフランス代表MFポール・ポグバ(ユヴェントス)を擁護するコメントを述べた。イギリス紙『ガーディアン』が22日付で伝えている。
ポグバはフランス代表の主力としての活躍が期待されているものの、ユーロ2016では周囲の期待に応えるパフォーマンスを見せることができていない。母国メディアからの批判が集まっているが、ヴェンゲル監督は同選手を擁護する姿勢を見せた。
今大会でのポグバのパフォーマンスについて、ヴェンゲル監督は「ポグバへの批判は厳しすぎるように思う。我々は彼がまだ23歳であることを忘れがちだ。その年齢でフランス代表のリーダーになるのは難しい」と話し、「(ミシェル)プラティニや(ジネディーヌ)ジダンでさえ、若い頃には実力を疑問視されることがあった。ポグバはまだ試合を通して学んでいるところだ。私はこれまで23歳でフランス代表を引っ張る存在となった選手を知らないよ」と、レジェンドの名を挙げながらポグバを擁護した。
そして「ポグバは成熟期に近づいてきているから、批判を受けることがあるんだ。一流選手はその資質を試される時期を迎える。期待外れの選手に終わってしまうか、それとも皆が待ち望んでいた選手になるか。それが決まるんだ。良い選手から偉大な選手へと成長するとはそういうことだ。もしユーロ優勝を望むなら、ポグバを信頼しなければならない」と続け、ポグバの成長に期待を寄せている。
By サッカーキング編集部
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