ユーロ2016のフランス代表戦でプレーしたドイツ代表MFドラクスラー [写真]=Getty Images
アーセナルがヴォルフスブルクに所属するドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーの獲得に動いていることが明らかになった。イギリス紙『デイリースター』などが12日に報じている。
同紙によると、アーセナルが今夏のドラクスラー獲得を目論んでいる模様。クラブを率いるアーセン・ヴェンゲル監督はかねてよりドラクスラーに関心があることが報じられていた。
昨年、ドラクスラーがDF内田篤人の所属するシャルケからヴォルフスブルクへ移籍した際にも関心を示していたアーセナル。同選手の代理人を務めるロジャー・ヴィットマン氏は、「まだ、アーセナル側からの正式な提示はない」と現段階ではオファーが来ていないことを明かした。それでも、「ドラクスラーは移籍を熱望しているようだ。彼は過去2年の間もアーセナルへ行こうとしていた」とコメント。ドラクスラー自身が1年でヴォルフスブルクを退団することを視野に入れているとした。
現在22歳のドラクスラーは、シャルケでユース時代を過ごし、2011年にトップチームデビュー。昨夏に2020年6月30日までの5年契約でヴォルフスブルクへ移籍した。2015-16シーズンのブンデスリーガでは24試合に出場し6ゴールを記録している。また、ユーロ2016のドイツ代表メンバーに選出された同選手は、5試合でプレーし1得点をマークした。
イギリス紙『デイリーメール』によると、現在のドラクスラーの移籍金は5200万ポンド(約70億円)と見込まれている。今後の展開に注目が集まる。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト