今夏の移籍市場で新天地を探すこととなったバロテッリ [写真]=Liverpool FC via Getty Images
リヴァプールに所属するイタリア人FWマリオ・バロテッリが同クラブを退団することで合意した模様だ。イギリス紙『デイリーメール』が12日に報じている。
報道によると、リヴァプールのユルゲン・クロップ監督がバロテッリを構想外としていることを明らかにした。同選手とクラブ側は退団することで合意した模様で、今後は移籍先を探すことになる。
バロテッリは2015-16シーズン、日本代表FW本田圭佑が所属するミランへレンタル移籍で加入。しかし、セリエAで20試合出場1ゴールを記録するにとどまり、移籍期間が満了を迎えていた。同選手は所属元のリヴァプールでトレーニングに参加しているが、クロップ監督の構想外となった。
クロップ監督は「彼は1、2つのポジションをめぐって4、5人の選手と争うような段階にある選手ではない。ケガをする前の状態に戻ることを願っているよ。才能はまだ、ここにあるんだ。我々には解決策が必要で、彼にとって今は意思決定をするための時間なんだ。トップフォームを取り戻すための手助けをするつもりだよ」と、バロテッリの移籍先が決定するまで、同選手のサポートをすると語っている。
なお、7日付のイギリスメディア『スカイスポーツ』によれば、セリエA初昇格を決めたクロトーネがバロテッリの獲得を目指している。同クラブのラファエレ・ヴレンナ会長が「私はバロテッリの代理人であるミノ・ライオラに電話をかけたんだ」とコメントし、同選手との接触を認めている。また、中国のクラブからの関心も報じられている。
By サッカーキング編集部
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