オランダ代表では10番を背負うワイナルドゥム [写真]=PressFocus - Getty Images
ニューカッスルのオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムの獲得をめぐって、トッテナムとエヴァートンが争っているようだ。16日付けのイギリス紙『デイリー・メール』が報じている。
ワイナルドゥムは昨夏、PSVから5年契約でニューカッスルに加入。不調にあえぐチームの中で孤軍奮闘し、プレミアリーグで11得点をマークした。クラブが降格したことで同選手は移籍するとみられており、トッテナムとエヴァートンが獲得に興味を示しているという。
同紙によればトッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督がワイナルドゥムの獲得を望んでいるという。しかし、同クラブのダニエル・レヴィ会長は移籍金として設定されている2500万ポンド(約35億円)は選手の価値に見合っていないと考えている模様。この取引が実現しない場合、ポチェッティーノ監督がエスパニョール時代に指導した経験もある、バルセロナのスペイン代表FWクリスティアン・テージョも候補になると見られている。
今シーズンからドナルド・クーマン監督が指揮を執るエヴァートンも、ワイナルドゥムをチームに加えることを検討している。また同監督は、同じくニューカッスルのオランダ代表GKティム・クルルにも注目。同選手は昨シーズン長期離脱を喫していたが、すでにトレーニングに参加しており、新シーズンに復帰できる可能性が高まっているようだ。オランダ人のクーマン監督が、同胞の2人をプレミアリーグに呼び戻そうと試みている。
ニューカッスルは今夏、イングランド代表MFアンドロス・タウンゼントや元アルゼンチン代表DFファブリツィオ・コロッチーニなどが退団。降格を機に戦力の入れ替わりが激しくなっている。
By サッカーキング編集部
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