16日のウィガン戦で約10カ月ぶりに実戦復帰を果たしたDFショー [写真]=Man Utd via Getty Images
マンチェスター・Uのイングランド代表DFルーク・ショーがファンの夫婦に心温まる手紙を送っていたことがわかった。イギリス紙の『ミラー』や『メトロ』など各メディアが報じた。
この話の主人公はマンチェスター・Uのサポーターであるスティーヴ・デ・コートさん、そしてパートナーのサラさん。二人は昨年、娘のアヴァちゃんを授かった。しかし17週の早産だった彼女はわずか6週間で命を落としている。
この悲劇により落ち込んでいたカップルを慰めるため、弟のウィルがマンチェスター・Uに手紙を書き、ルイ・ファン・ハール前監督からのお悔やみのメッセージをもらっていた。
それもあって悲しみを乗り越えたカップルは、先日ついに第2子を授かり、“ルーク”と名付けていた。そして約3カ月が経った頃、お祝いのメッセージが送られてきた。中を見ると、そこにはなんとショーからの手紙が入っていたという。
「ルークの誕生おめでとう。去年はアヴァが亡くなって、とてもむずかしい時期を過ごしたと思う。あなたたち2人はアヴァの思い出とともに生き、素晴らしい娘と一緒に過ごした短い時間を忘れることはないだろう。ルークのことを大歓迎するよ。彼はきっとあなたたちに力を与えてくれる。すでに彼がマンチェスター・Uのユニフォームを着ている姿を見れてとても嬉しい」
このお祝いメッセージに対し、デ・コート氏は「これらの素晴らしい言葉は多くの意味を持っている。我々の娘の存在を、彼が認めてくれている。彼女はここにはいないかもしれない。しかし、人生の一部としてまだ残っているんだ」と話したという。
(記事提供:Qoly)
By Qoly