移籍先に関する報道が飛び交うガブリエウ・ジェズス。リオ五輪に臨む19歳の新星 [写真]=Getty Images
マンチェスター・Cが、パルメイラスに所属するリオ五輪ブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスの獲得に迫っているようだ。イギリス紙『デイリーメール』が21日に報じている。
報道によると、マンチェスター・Cはジェズス獲得に向けて交渉を行った。同クラブは移籍金2000万ポンド(約28億円)を準備している模様。同選手はジョゼップ・グアルディオラ監督と話をする機会を持ったようで、移籍を確信していると報じられている。
ジェズスは1997年生まれの19歳。8月に開催されるリオデジャネイロ・オリンピックに出場するブラジル代表メンバーに選出された逸材で、バイエルンやユヴェントス、マンチェスター・U、パリ・サンジェルマンといったビッグクラブからの関心を報じられている。
19日付のスペイン紙『マルカ』によれば、同選手の争奪戦はレアル・マドリードとバルセロナの一騎打ちとなっていたが、後者が獲得レースから撤退。レアル・マドリード加入決定が目前に迫っていると報じられていた。
しかし今回の報道によると、移籍先の有力候補はマンチェスター・Cとのこと。ジェズスは同クラブへ完全移籍したうえで、2017年1月まではパルメイラスにレンタル移籍で加入する形で残留する見通しとなっている。
移籍先に関する報道が飛び交うジェズス。同選手の保有権は代理人が55パーセント、選手本人が15パーセント、所属元のパルメイラスが30パーセントを有している。代理人保有の“55パーセント”の所在も単一ではなく、複数の有権利者が存在するだけに交渉の複雑化が予想されている。今後の動向に注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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