去就に注目が集まるレスターのマフレズ [写真]=Getty Images
日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターのアルジェリア代表MFリヤド・マフレズが、アーセナル移籍へ近づいていることが明らかになった。フランスメディア『Eurosport』が23日に報じている。
同メディアによると、マフレズはすでにアーセナル移籍で合意に至った模様。移籍金は4180万ポンド(約58億5000万円)と伝えられている。
しかし、同クラブを率いるクラウディオ・ラニエリ監督はこの報道を否定。イギリスメディア『スカイスポーツ』などによると、同指揮官は23日に行われたインターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)2016のセルティック戦後にコメントを残し、「マフレズは良くプレーしてくれたし、チームのために熱心に働いていた。ゴールも決めてくれた。彼は我々の下にとどまる」とマフレズの残留に自信を見せた。
現在25歳のマフレズは、2015-16シーズンのプレミアリーグで37試合に出場して17ゴールを記録。レスター史上初のリーグ優勝に大きく貢献した。するとその活躍が評価され、PFA(イングランドサッカー選手協会)の選手選出の最優秀選手賞、同協会のファン投票による最優秀選手賞、レスターサポーター選出の年間最優秀選手賞の個人3タイトルを獲得していた。
2015-16シーズンにリーグを制したことで、市場価値を一気に高めたレスターの選手たち。イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディやイングランド人MFダニー・ドリンクウォーターがクラブへの残留を決めた一方、フランス代表MFエンゴロ・カンテはチェルシーへ移籍した。マフレズの去就はどうなるのか。今後の展開に注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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