ヴェンゲルが報道が加熱するポグバの移籍金についてコメントした [写真]=Arsenal FC via Getty Images
アーセナルの指揮を執るアーセン・ヴェンゲル監督が、ユヴェントスのフランス代表MFポール・ポグバの獲得に動くマンチェスター・Uを批判した。7月31日付けのイギリス紙『インディペンデント』が報じている。
同紙によれば、ポグバの獲得に動いているマンチェスター・Uは、移籍金として1億1200万ポンド(152億円)を用意している。近年高騰する傾向にある移籍金だが、この金額で取引が実現すれば、史上最高額となる。
ヴェンゲル監督はポグバの移籍金について「通常の生活で考えたら、完全に狂っているといえるだろう。これは確かなことだ。だけど我々の世界において取引は国際的で、すべての活動に大金を要するんだよ」とコメント。その上で「それに見合ったものを、選手がもたらしてくれるのかはわかるのか? これは計算出来ないことなんだ」と巨額の投資に疑問を投げかけ、「数年後には、2億、3億ポンドにでもなるんじゃないか」と冗談交じりに語っている。
この問題については先日、リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が「1億ポンド支払って選手を連れて来ても、ケガをしてしまえば、すべて水の泡になる」などとコメントしたばかりだった。ポグバの移籍は決定前だが、相次ぐ報道に他クラブの指揮官も意見を寄せている。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト