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岡崎途中出場のレスター、2戦連続の4失点…ムニル2発のバルサに敗れる

2016.08.04

 インターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)2016のアメリカ・ヨーロッパラウンドが3日に行われ、バルセロナと日本代表FW岡崎慎司レスターが対戦。岡崎はベンチスタートだった。

 今大会の2戦目に臨むバルセロナは、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシとウルグアイ代表FWルイス・スアレス、ビジャレアルから加入したスペイン代表MFデニス・スアレスらが先発出場。対するレスターは岡崎がベンチスタートで、イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディやアルジェリア代表MFリヤド・マフレズらが先発メンバーに名を連ねた。

バルセロナの先発メンバー [写真]=Getty Images

バルセロナの先発メンバー [写真]=Getty Images

 均衡を破ったのはバルセロナだった。26分、敵陣右サイドでボールを持ったメッシがドリブルでカットイン。パスコースを見極めてグラウンダーのスルーパスを通すと、ペナルティーエリア中央で相手のマークを振り切ったムニル・エル・アダディがトラップから左足シュートを決めた。

 先制に成功したバルセロナは34分、ペナルティーエリア右側のゴールライン際でパスを受けたL・スアレスが相手DFを2人かわしてカットイン。最後は右足アウトサイドで合わせて2点目を決めた。さらに45分には、左サイドからL・スアレスがロングパスをゴール前へ。走り込んでいたムニルが正確なトラップから左足アウトサイドで冷静に決めた。バルセロナが3-0とリードし、前半を終えた。

チーム2点目を決めたL・スアレス(中央) [写真]=AMA/Getty Images

チーム2点目を決めたL・スアレス(中央) [写真]=AMA/Getty Images

 3点を追うレスターは、後半開始時から7選手を交代。岡崎や新加入のアーメド・ムサらを投入し、攻撃陣を入れ替えた。すると開始早々の47分、自陣中央で岡崎がポストプレーを行ってボールを落とすと、前を向いてドリブルを開始したムサが敵陣を中央突破。センターサークル内からのドリブルで相手DFを2人かわして突進し、最後は相手GKとの1対1を冷静に制した。新戦力・ムサのゴールで、レスターが1点を返した。

ムサ(右)のゴールを祝福する岡崎(左) [写真]=Leicester City FC via Getty Images

ムサ(右)のゴールを祝福する岡崎(左) [写真]=Leicester City FC via Getty Images

 さらに66分には、敵陣右サイドでのボール奪取からゴール前でパスを受けたムサが豪快なシュートでゴールネットを揺らし、自身2ゴール目を記録。レスターが1点差に詰め寄った。

 1点差に迫られたバルセロナは77、78分に6選手を交代。若手選手を数多く起用した。そして84分、左サイドからのパスがゴール前でこぼれたところにラファ・ムヒカが反応。左足で押し込み、チーム4点目を挙げた。

 試合は4-2で終了。4ゴールを奪ったバルセロナレスターを破り、大会2連勝を果たした。次戦は6日、リヴァプールと対戦する。一方のレスターは7月30日のパリ・サンジェルマン戦に続いて4失点を喫し、連敗となった。

【スコア】
バルセロナ 4-2 レスター

【得点者】
1-0 26分 ムニル・エル・アダディ(バルセロナ
2-0 34分 ルイス・スアレスバルセロナ
3-0 45分 ムニル・エル・アダディ(バルセロナ
3-1 47分 アーメド・ムサ(レスター
3-2 66分 アーメド・ムサ(レスター
4-2 84分 ラファ・ムヒカ(バルセロナ

By サッカーキング編集部

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