顕彰試合前に息子3人と入場したルーニー [写真]=AMA/Getty Images
マンチェスター・Uは3日、キャプテンを務めるイングランド代表FWウェイン・ルーニーの功績を称える顕彰試合を開催。本拠地オールド・トラッフォードで、ルーニーの古巣エヴァートンと対戦し、スコアレスドローで終わった。
2004年夏に加入し、マンチェスター・Uで13シーズン目を迎えるルーニーは試合後、オールド・トラッフォードで抱いた感情を表現した。クラブ公式サイトが伝えた。
マンチェスター・Uのキャプテンとして先発出場したルーニーは試合前に3人の子供たちと入場。両チームによるガード・オブ・オナーで出迎えられたこと、そしてチャリティへの多額の寄付金を集められたことに感謝の気持ちを示している。

入場の際には両チームのガード・オブ・オナーで迎えられた [写真]=Man Utd via Getty Images
試合後、クラブ公式チャンネル『MUTV』のインタビューに応じたルーニーは、「素晴らしい夜になったし、僕のキャリアにとっても誇らしい瞬間だった。決して忘れない」と語った。
「自分にとって大きな瞬間で、感傷的になる瞬間だった。家族や、この12年間サポートし続けてくれているファンの皆と共有できたことを誇りに思う。皆のサポートには、本当に感謝しているんだ。チャリティへの多額の寄付金も集められたので、ファンタスティックだね」
「コンディションを高めるためにも、今日の試合は重要だった。それに良い内容を残そうとした。その点は達成できたと思う。ポジティブに受け取れる部分が多かった。特に前半は、これから練習で(ジョゼ・モウリーニョ)監督とともに取り組んでいく内容が見られたと思う。全体的に良い夜になったね」

[写真]=Getty Images
チームプレーヤーとして知られるルーニーにとって、自分だけのための試合ということに違和感を覚えたという。
「これはチームで戦う競技だから、試合前に注目されたことを不思議に感じた。試合が始まってからは普段通りになったから安心したよ。チームメートとプレーできたしね!」
「でも、これは今日だけの試合だから、感謝しないといけない。もう起こらないことだからね。ユナイテッドで経験した多くの瞬間が記憶に残っている。これからも、まだまだ記憶に残る瞬間を得られればと思うよ」
昨シーズンのFAカップ王者マンチェスター・Uは、7日に行われるコミュニティ・シールドで、日本代表FW岡崎慎司が所属するプレミアリーグ覇者レスターと新シーズン開幕の一戦を迎える。