シュヴァインシュタイガー(右)を構想外としているモウリーニョ監督(左) [写真]=Getty Images
マンチェスター・Uを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、クラブに所属するドイツ代表MFバスティアン・シュヴァインシュタイガーの対応に関して批判を受けている。イギリスメディア『BBC』などが4日に伝えた。
2015年夏にバイエルンからマンチェスター・Uへ加入したシュヴァインシュタイガー。2015-16シーズンのプレミアリーグでは18試合に出場した。しかし現在のところ、今年5月に同クラブの指揮官へ就任したモウリーニョ監督の構想には入っておらず、現在はトップチームではなく、U-23チームに帯同している。
同メディアによると、FIFPro(国際プロフットボール選手協会)のデヤン・ステファノヴィッチ氏がモウリーニョ監督を痛烈に批判。「明らかないじめだ。(私の母国の)スロヴェニアならば、モウリーニョ監督を起訴し、最高の刑である懲役3年を要求するだろう」とコメントし、同監督の行動は裁判沙汰にまで発展するとした。
また、ステファノヴィッチ氏はシュヴァインシュタイガーに対し、「イングランドプロサッカー選手協会(PFA)を頼るべきだ。すべてのファーストチームの選手は、ファーストチームのコーチと同じ場所、他のファーストチームの選手と同じ時にトレーニングしなければならないのだからね」と語り、PFAに対して現在の状況を相談するべきだとした。
同選手の兄であるトビアス・シュバインシュタイガー氏も、ステファノヴィッチ氏と同様にモウリーニョ監督を批判。自身の公式ツイッターで「敬意がない」と発信し、弟への対応に不満を漏らしている。
シュヴァインシュタイガーの将来はどうなるのか。今後の展開に注目が集まる。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト