インターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)2016のアメリカ・ヨーロッパラウンドが6日に行われ、リヴァプールとバルセロナが対戦した。
リヴァプールは、イングランド代表引退を表明したMFジェームズ・ミルナーや同MFアダム・ララーナらが先発出場。一方のバルセロナは、初めて古巣との対戦に臨むウルグアイ代表FWルイス・スアレスやアルゼンチン代表FWリオネル・メッシらが先発メンバーに名を連ねた。
均衡を破ったのはリヴァプールだった。15分、右サイドを駆け上がったララーナがペナルティーエリアに入って中央へパス。ゴール前で待っていたサディオ・マネがトラップから豪快にシュートを決め、ゴールネットを揺らした。
先制を許したバルセロナは22分、メッシがペナルティーエリア左側でスルーパスを受け、左足を一閃。ファーサイドへのシュートでゴールを狙ったが、惜しくも右ポストに阻まれてしまった。さらに29分にはアルダ・トゥランがゴール前でシュート。相手GKが弾いたところに詰めたが、枠の左へ逸れた。バルセロナはゴールを奪えず、前半はリヴァプールの1点リードで終了した。
後半開始早々、リヴァプールがたたみ掛けるように2ゴールを奪う。47分、右サイドを抜け出したマネがグラウンダーのクロスを送ると、ニアサイドで競り合いながらクリアを試みたバルセロナのハビエル・マスチェラーノに当たってゴールへ。オウンゴールでリヴァプールが2点目を奪った。
さらに48分、敵陣でのボール奪取からカウンターを発動し、スルーパスに反応したオリジがペナルティーエリアに入って冷静に右足シュート。リヴァプールが3-0とリードを広げた。
3点を追うバルセロナは60分、イヴァン・ラキティッチやアンドレス・イニエスタらを投入したが、リヴァプールがチャンスを作り出していく。そして後半アディショナルタイムには、カウンターからマルコ・グルイッチのヘディングシュートが決まって4点目。ゴールラッシュを締めくくった。
試合は4-0で終了。4ゴールを奪ったリヴァプールが快勝した。初めて古巣との対戦に臨んだバルセロナのL・スアレスは75分までプレーしたが、得点はならず。両チームとも、今大会を2勝1敗で終えている。
【得点者】
1-0 15分 サディオ・マネ(リヴァプール)
2-0 47分 オウンゴール(ハビエル・マスチェラーノ、バルセロナ)
3-0 48分 ディヴォック・オリジ(リヴァプール)
4-0 90+3分 マルコ・グルイッチ(リヴァプール)
By サッカーキング編集部
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