4年ぶりにマンチェスター・Uへ復帰したポール・ポグバ [写真]=Man Utd via Getty Images
4年間を過ごしたユヴェントスからマンチェスター・Uに復帰したフランス代表MFポール・ポグバが、移籍決断の動機と感慨を明かした。イギリスメディア『スカイスポーツ』が9日付で伝えている。
マンチェスター・Uは9日、新たに5年契約(1年の契約延長オプション付き)を結んだポグバが同クラブに復帰する旨を正式に発表した。ユヴェントスでリーグ4連覇に貢献した未来のバロンドール候補が史上最高額の移籍金8900万ポンド(約118億円)で古巣に復帰することになった背景には、ジョゼ・モウリーニョ監督という名将の存在があったようだ。
マンチェスター・Uのクラブ公式チャンネル『MUTV』のインタビューに応えたポグバは、「彼(モウリーニョ監督)がレアル・マドリードで指揮を執っていた頃、多くの選手から彼の話を聞いたよ。(アルバロ・)モラタや(ラファエル・)ヴァランとも話をしたけれど、二人とも同じことを言っていた。彼こそが僕にとっての理想の監督で、チームへの献身的態度を叩き込むことで僕を鍛え上げてくれるだろう、と。彼と直接話してみて、エネルギーと積極性を感じたよ。だから『やってみよう』と思ったんだ。彼が僕をより良い選手、より良い人間に育ててくれるという確信があったからね」と語り、復帰することになったきっかけを明かしている。
また、4年ぶりにマンチェスター・Uの練習場に戻ってきた感想を尋ねられると、「ここを久しぶりに訪れたとき、ユース時代にこの施設を利用していた記憶が甦ってきたよ。(ユースチームの監督)ウォレン・ジョイスに会って、彼と過ごした時間を思い出した。当時のロッカールームや皆でご飯を一緒に食べた食堂の様子なんかもね。それらは以前とまったく同じようにそこにあり、まるで一枚の写真のようだった。うまく表現できないけれど、最高の気分だよ」とコメントしている。
さらに古巣への復帰について、「ただ純粋に嬉しい。正直に言うと、言葉がないよ。幸福としか言えない。新しいメンバーとともにプレーするのが待ち切れない。新しいチームのようには感じないね。このチームを少し離れて、また戻ってきただけさ。本当に素晴らしい気分だ」と語り、喜びを率直に表している。
By サッカーキング編集部
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