レスターを率いるラニエリ監督。王者として臨む今季は黒星スタートとなった [写真]=Getty Images
2016-17シーズンのプレミアリーグが13日に開幕し、日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターは、昇格組のハルに敵地で1-2と敗れた。イギリス紙『サン』が試合後のクラウディオ・ラニエリ監督のコメントを伝えている。
前半アディショナルタイムにセットプレーから先制されたレスターは、後半立ち上がりにMFリヤド・マフレズがPKを決めて同点に追い付いたが、57分に勝ち越しゴールを許してしまう。その後、岡崎らを投入して反撃を試みたが最後まで得点を奪うことはできず、シーズン黒星スタートとなった。
ラニエリ監督は、「我々は少しナーバスになっていた。(コミュニティ・シールドの)マンチェスター・U戦ではチームとして戦えたが、今日はまとまっていなかった。それが鍵となったね」と振り返り、チームとしてプレーできなかったことが敗因だと述べた。
続けて、「私はサイドを広く使ってクロスを上げる場面を作るように求め、マフレズを右、(アーメド)ムサを左に置いたが、彼らは中央に入りすぎた。クロスはほとんどハーフウェイライン付近からのものだったよ」と思い通りの攻撃ができなかったと振り返った。
「選手たちには、今年は昨シーズンよりも困難になると話したよ」というラニエリ監督。「結果よりもどのようにプレーするかが重要だ。さっきも言ったように、今日はチームとしてプレーできなかった。一緒に戦うことが大事になる」と、チームに団結を求めている。
レスターは次節、20日にアーセナルと対戦する。
By サッカーキング編集部
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