今季プレミア初戦で勝利を収めたマンチェスター・U。モウリーニョ体制白星スタートとなった [写真]=Getty Images
プレミアリーグ開幕節が14日に行われ、ボーンマスとマンチェスター・Uが対戦した。
今夏、ジョゼ・モウリーニョ監督を迎え、FWズラタン・イブラヒモヴィッチやMFポール・ポグバら大型補強を敢行したマンチェスター・U。すでにコミュニティ・シールドでレスターを破って新体制初タイトルを獲得したが、4年ぶりの優勝に向けてプレミアリーグでも好スタートを切りたいところ。
一方のボーンマスは昨シーズン、クラブ史上初のプレミアリーグを16位で終え残留を果たした。今夏はリヴァプールからMFジョーダン・アイブなど若手選手を積極的に補強。2012年から2期目の指揮を執る38歳のエディ・ハウ監督のもと、開幕から金星を狙う。
マンチェスター・Uは、イブラヒモヴィッチとDFエリック・バイリーの新加入選手2名が先発出場。MFヘンリク・ムヒタリアンはベンチスタートで、ポグバは昨シーズンから持ち越された出場停止処分により欠場となった。その他、主将FWウェイン・ルーニーやMFアンデル・エレーラ、そしてモウリーニョ監督就任で退団が噂されていたMFフアン・マタもスタメンに名を連ねた。
試合は主導権を握っていたマンチェスター・Uの先制で動く。40分、マタが相手DFのGKへのバックパスに反応。一度は飛び出したGKに阻まれるが、ゴール前にこぼれたボールを、マタが自ら押し込んで先制点を奪った。
後半を1点リードで迎えたマンチェスター・Uは59分に追加点を挙げる。右サイドのアントニオ・バレンシアからのクロスを、中央のアントニー・マルシャルが左足ダイレクトボレー。シュートは枠を外すが、ゴール前のルーニーが反応し、頭で合わせてゴールネットを揺らした。
さらに64分、敵陣中央でマルシャルからパスを受けたイブラヒモヴィッチが、エリア前右まで持ち上がり、右足を一閃。地を這うような強烈シュートはゴール左隅に突き刺さった。イブラヒモヴィッチのプレミアリーグ初得点でマンチェスター・Uがリードを3点に広げた。
だが、ボーンマスも黙ってはいない。69分、スルーパスをエリア内右で受けたアダム・スミスが、中央に切り込んで左足を振り抜く。これがゴール右隅に決まり、ボーンマスが1点を返した。
マンチェスター・Uは75分、マタを下げてムヒタリアンを投入。ムヒタリアンもプレミアデビューを果たした。さらに85分にはマルシャルをモルガン・シュネデルランに、89分にはルーニーをメンフィス・デパイに代えた。
終盤はにボーンマスの猛攻を受けたマンチェスター・Uだが、守護神のダビド・デ・ヘアが好セーブ連発。試合はこのままタイムアップを迎え、マンチェスター・Uが3-1の勝利を収めて白星スタートとなった。
次節、ボーンマスは21日にアウェーでウェストハムと対戦。マンチェスター・Uは19日に日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンをホームに迎える。
【得点者】
0-1 40分 フアン・マタ(マンチェスター・U)
0-2 59分 ウェイン・ルーニー(マンチェスター・U)
0-3 64分 ズラタン・イブラヒモヴィッチ(マンチェスター・U)
1-3 69分 アダム・スミス(ボーンマス)
By サッカーキング編集部
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