16日の試合でゴールを決め、チームメートの祝福を受けるJ・ロドリゲス(中央) [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
レアル・マドリードに所属するコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスがプレミアリーグに挑戦する可能性が浮上した。17日付けのイギリス紙『ロンドン・イブニング・スタンダード』が報じている。
J・ロドリゲスは昨シーズン、リーガ・エスパニョーラで先発わずか17試合と、不本意な成績に終わっている。今夏はマンチェスター・Uなどからの関心が噂された一方で残留に前向きなコメントを残すなど、紙面を賑わせている。
同紙によれば、J・ロドリゲスの代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏が、アーセナルとチェルシーが同選手の獲得に興味を示していることを認めたという。
この取引に本腰を入れていると見られているのはアーセナルだ。今夏、攻撃陣の補強が幾度となく取り沙汰されてきたが、獲得が噂されたアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインはユヴェントスへの移籍が決定。スペイン代表FWアルバロ・モラタはレアル・マドリードでシーズンを送ることになる見込みだ。フランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットとの交渉もここまで実現に至っておらず、思うようにチーム強化が進んでいない。負傷離脱者も続出しており、不穏な空気が漂っている。
アーセン・ヴェンゲル監督は開幕戦でリヴァプールに敗れ、「もちろん何人かの選手が戻ってくることを求めている。それに何度も言ってきたことだが、あと1人か2人チームに加えるために今もハードワークしているところだよ」などと語り、補強を望んでいることを認めている。
レアル・マドリードはJ・ロドリゲス売却にむけて準備を進めているという。しかし、同クラブが要求する移籍金6500万ポンド(約85億円)がアーセナルやチェルシーにとってネックとなるとも見られている。
なおJ・ロドリゲスは、16日にサンチャゴ・ベルナベウ杯のスタッド・ランス戦に出場し、ゴールを奪う活躍を見せている。
By サッカーキング編集部
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