「マケレレを思い出す」 元チェルシーのバラック氏、カンテの活躍に太鼓判

カンテ、マケレレ

バラック氏がカンテ(左)についてコメント。「マケレレ(右)を思い出す」との言葉も [写真]=Getty Images

 かつてチェルシーでプレーした元ドイツ代表MFミヒャエル・バラック氏が、今夏に同クラブへ加入したフランス代表MFエンゴロ・カンテの活躍に太鼓判を押した。イギリス紙『デイリーメール』が19日に報じている。

 カンテは昨シーズン、レスターのプレミアリーグ制覇に大きく貢献。全38試合中37試合出場1ゴールを記録し、選手が選ぶクラブ年間最優秀選手(MVP)も受賞した。今夏の移籍市場では複数の新天地候補を報じられて去就が注目されていたが、チェルシー移籍を決断。背番号「7」をつけ、15日の第1節サンダーランド戦ではフル出場を果たした。

 新天地で上々のスタートを切ったカンテについて、かつてチェルシーでプレーしたバラック氏がコメント。同氏は「彼はレスターのキープレイヤーだった。チェルシーが彼を獲得する決断をしたことは正しいと思うよ。彼は攻守両面のバランスを取るために必要な強固な基盤をチームにもたらしてくれる」と、カンテへの高い評価を口にした。

 そして「彼は良い選手で、良い買い物だったと思う。ただ、より大きなクラブでのプレーに適応すること、より大きな期待に応えることは簡単ではない。まずはフィットしなければいけないね」と語ったうえで「フランス代表でプレーする彼を見た時、(クロード)マケレレのことを思い出したよ」と、自身がチェルシーでともにプレーした名ボランチの名を挙げていた。

 ビッグクラブ移籍を果たし、新シーズンに臨むカンテ。期待に応える活躍を見せることができるかどうか、注目だ。チェルシーは次節、20日にワトフォードとのアウェーゲームに臨む。

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