元マンチェスター・UのV・バルデス(左)とファン・ハール氏(右)[写真]=Man Utd via Getty Images
ミドルズブラに所属する元スペイン代表GKビクトル・バルデスが、マンチェスター・Uに所属していた時期に指揮官を務めていたルイ・ファン・ハール氏への思いを明かした。イギリスメディア『スカイスポーツ』が19日付で伝えている。
2015年1月にマンチェスター・Uに加入したものの、ユースチームとの練習を拒否したことでクラブを追い出される形になったV・バルデス。当時マンチェスター・U監督を務めていたファン・ハール氏との確執が報じられていたが、V・バルデス自身はファン・ハール氏への敬意を失っていなかったようだ。
ミドルズブラに移籍してから初めてのインタビューで、同選手は「マンチェスターでの困難な日々を経て、プロのサッカー選手として復活した気分だ。語るのは難しいが、孤独だったので辛かった。ユナイテッドでは私が必要とされていないと思うこともしばしばあったが、今は戦士でありプロフェッショナルだ。キャリアで最も過酷な時期を私は乗り越えたんだ」と語っている。
また、“確執”については「ファン・ハールやマンチェスター・Uを悪く言うことはない。バルセロナやユナイテッドでケガに苦しんでいた時期にチャンスを与えてくれたのは彼だった。彼は私にとって父親のような存在なんだ。この半年のことをあまり悪くは考えたくない。私にとって彼は最高の監督だ。私たちは今でも友人だし、確執は何もない」とコメントしている。
さらに、バルセロナ時代に指揮官を務めていたジョゼップ・グアルディオラ監督(現マンチェスター・C)について、「ペップのスタイルと哲学をプレミアリーグで見ることができるのは楽しみだ。彼は常々イングランドに来たがっていたから、彼のためにも嬉しいよ。最初は慣れるのに苦労するかもしれないけどね」と話した。
By サッカーキング編集部
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