リオ五輪で銅メダルを獲得したミケル(10番)らナイジェリア代表の選手たち [写真]=Getty Images
リオデジャネイロ・オリンピックで3位に輝いたナイジェリア代表を主将としてけん引したMFジョン・オビ・ミケルが、リオ五輪の感想とチェルシーでの新シーズンに向けた意気込みを語った。22日、クラブ公式サイトが伝えている。
オーバーエイジ枠としてリオ五輪に参戦したミケルは、資金難などのトラブルに見舞われるなか、キャプテンとしてチームを支え、ピッチでも1ゴール4アシストの活躍を披露。銅メダル獲得に大きく貢献した。
ミケルは、「金メダルだけを考えていたけど、銅メダルも素晴らしいね」と、惜しくも優勝を逃したことを悔やみつつ、3位という結果に喜びを示すと、「みんな大興奮で、祝賀会はお祭り騒ぎだったよ。チーム全員で祝うことができたのが何よりも嬉しかった。お互いに感謝を伝え合うことができたね」と振り返った。
そして、「夢が叶って嬉しいよ。チェルシーの練習場にメダルを持っていこうと思っている。みんなが嫉妬しないといいけどね!」と続けたミケルは、「この経験をチェルシーに還元しないといけない」と、すでに開幕を迎えているプレミアリーグでの戦いに目を向けた。
「少しでも早くチームに貢献したいけど、まずは(アントニオ・コンテ)監督と話をして、ビジョンを共有しなくちゃいけない。新しい監督を迎えたから、プレシーズンが重要だったことは理解している。そこで新しい戦い方を学ばなければいけなかったわけだからね。でも、ブラジルでプレーしていたから、コンディションは万全だよ」
開幕2連勝を飾ったチェルシーは27日にリーグ戦第3節でバーンリーをホームに迎える。ミケルは、「数日間のオフをもらう。少し身体を休めるけど、週末の試合には間に合わせたいね」と、早くも同試合への出場に意欲を見せている。
By サッカーキング編集部
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