19日のマンチェスター・U戦でフル出場を果たしたフォンテ(中央) [写真]=Man Utd via Getty Images
マンチェスター・Uが、日本代表DF吉田麻也のサウサンプトンに所属するポルトガル代表DFジョゼ・フォンテへの関心を高めているようだ。イギリス紙『マンチェスター・イブニング・ニュース』が22日に報じている。
マンチェスター・Uは以前からフォンテへの関心を報じられ、アルゼンチン代表DFマルコス・ロホとのトレードを画策しているとも伝えられていた。今回の報道ではトレードについては言及されていないものの、マンチェスター・Uが依然としてロホの売却を望んでいること、イングランド人DFフィル・ジョーンズが他クラブへ移籍する可能性があることを指摘。両選手に代わるセンターバックとして、フォンテへの関心を強めていると伝えられた。
フォンテは1983年生まれの32歳。スポルティング・リスボンの下部組織出身で、国内クラブを渡り歩いた後、2006年1月にベンフィカへ加入した。翌2007年にはクリスタル・パレスへのレンタル移籍を経験し、2010年からサウサンプトンでプレー。2014-15シーズンからはキャプテンを務めている。昨シーズンはプレミアリーグで全38試合中37試合に出場した。
現在32歳の同選手は、2014年に31歳でポルトガル代表デビューを果たした。いわゆる“遅咲き”での代表招集となったが、以降はメンバーに定着。ユーロ2016にも参戦し、決勝トーナメントの4試合に出場して優勝に貢献した。
マンチェスター・Uとサウサンプトンは19日のプレミアリーグ第2節で対戦。第1節では出場機会を得られなかったフォンテだが、マンチェスター・U戦ではフル出場を果たしている。開幕戦で先発した吉田はフォンテと入れ替わる形でベンチスタートとなり、出番を得ることはできなかった。フォンテの動向はポジション争いのライバルである吉田にも影響を与えることになりそうだ。
By サッカーキング編集部
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