DF内田篤人が所属するシャルケが、チェルシーに所属するフランス人DFクルト・ズマをレンタル移籍で獲得することを希望しているようだ。イギリス紙『デイリーメール』が28日に報じている。
報道によると、シャルケがズマの獲得を望み、1年間のレンタル移籍での加入を画策しているという。移籍期間の終了が迫る中、チェルシー側は同選手の移籍に関して考慮、検討すると報じられている。
ズマは1994年生まれの21歳。身長187センチメートルの長身センターバックで、ボランチでもプレー可能な若手選手だ。2014年1月にサンテティエンヌからチェルシーへ加入し、同年5月までは古巣へのレンタル移籍という形でサンテティエンヌでプレーした。2014-15シーズン以降はチェルシーでプレー。同シーズンはプレミアリーグ15試合に出場した。
昨シーズンはリーグ戦で23試合出場1ゴールを記録したが、今年2月7日に行われたプレミアリーグ第25節マンチェスター・U戦で負傷。右足の前十字じん帯を痛め、全治6カ月と診断されていた。現在はリハビリに励み、コンディション調整に努めている。
チェルシーはセンターバックの選手層が厚いとは言えないものの、アントニオ・コンテ監督は長期離脱からの復帰へ迫るズマが、継続して出場機会を得ることで試合勘を取り戻すことが必要と考えている模様。“武者修行”としてシャルケへのレンタル移籍を容認する可能性があると見られている。
By サッカーキング編集部
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